資産運用の選択肢の一つとして、ここ数年人気を集めているのがロボアドバイザーですね。
そのロボアドバイザーの火付け役の一番人気なのが、ウェルスナビ(WealthNavi)です。
ネットでは好評価のコメントで溢れてますが、普段経済をチェックしている投資家から見るとどうもアフィリエイト目的のガセ情報が多いように見えたことから、ウェルスナビが本当に優秀かを実際運用しながら検証してきました。
2018年1月10日から運用開始して、そして、一年半経った2019年7月。当初の予測通り、ウェルスナビは使えない資産運用先という判断に至ったので、ウェルスナビでの資産運用をやめました。
以下にまとめましたので参考にしてください。
ウェルスナビをやめた理由
ウェルスナビをやめる理由について、2019年2月に以下記事でまとめているのでまずはそちらを読んでください。
簡単にまとめると以下です。
- 運用実績は日経平均、NYダウの上下にほぼ連動
- ウェルスナビの手数料1%分が無駄に失う
そこからやめるタイミングを待っていて、そしてついに2019年7月、NYダウが史上最高値になったのでここでやめました。
実績結果に基づき結論を言ってしまうと、SBI証券でNYダウか日経225CFDを自分で買うのと変わりません。手数料1%分が無駄ですね。
ウェルスナビ 出金 運用終了
2019年7月3日。ウェルスナビの資産運用を全て売却し、全額出金しました。運用終了です。
その旨ツイッターでも報告しています。
#ウェルスナビ#WealthNavi
ダウが史上最高値。
日経平均もちょっと回復。
ドル円の先行きが怪しくなってきたし、ドイツ銀行の破綻も近づいてきただろう。
だいぶ前から呟いてたように、今が損切りのタイミングとみた。
ウェルスナビを全額出金依頼。
確定損益、今のところマイナス2万円。 pic.twitter.com/3rjpnvCmUe— もみ@ノマド (@momi_ws) July 3, 2019
実績結果はこんな感じになりました。
運用期間:2018年1月11日 〜 2019年7月3日(約一年半)
総入金額:1,000,000円
総出金額 :982,343円
最終損益:-17,657円
(2019年7月18日)
最終的に、-1.7%の赤字でした。
資産評価推移はこちらのグラフです。

ウェルスナビ_運用実績_201907
このグラフの通り、一年半の運用でほぼ最高値で全売却しました。
補足として、
- 売却後に2019年6月分の手数料、201円が引かれた
- 2019年7月分の分配金は196円で、全額出金後に入金
ています。
NYダウ 一年半の動きとウェルスナビ全売却のタイミング
ここでウェルスナビの資産運用結果を分析するために、ここでNYダウの一年半のチャートがどうなったか見てみます。

NYダウ_20190213

NYダウ_201904-10
2018年1月10日: 25,369ドル
2018年2月14日: 24,893ドル
2019年2月14日: 25,543ドル
2019年7月5日: 26,922ドル(ウェルスナビ全売却時)
ウェルスナビを全売却したタイミングはNYダウ平均は史上最高値でした。ウェルスナビ開始当初から1,553ドル、6.1%も上昇しています。
ちなみに、この記事を書いている10月3日現在、NYダウ平均は26,078ドルなので、ウェルスナビを全売却してから約900ドルも下落しています。ウェルスナビはそれに連動して下落することから、抜群にいいタイミングで全売却できました。
今後の運用先とアドバイス
ウェルスナビを売却したお金をどうするか?
経済を日々チェックされている投資家ならよく分かるように、今の経済状況で資産運用はかなりリスクが高く、難しいです。
これについて説明しだすとキリがなく、それだけで100記事は書けるボリュームがあるので、今は割愛しますが、
代替運用先は、日経225 CFD。
理由は、
10年に一度の大暴落が間もなく起きると確信
したからです。
実際、SBI証券で日経225 CFDを取引開始したところ、わずか一週間で51,100円の利益を得ることができました。

取引期間:2019年10月1日 〜 2019年10月8日
入金額:50万円
売買損益:51,100円
話がそれるので日経225 CFDについてはおいおい書いていこうと思いますが、ウェルスナビについては、
- ウェルスナビの売り文句は、長期保有
- ウェルスナビは株価等の暴落に静観。
- ウェルスナビは売りで入らない。
という点に気をつけた方がいいですね。
また、もう一つのロボアドバイザー、テオ(THEO)に乗り換えるというのも良いでしょう。