2020年2月28日、新型コロナウィルスの世界的な流行による株・為替の大暴落、コロナショックが起きました。
僕はFXで資産運用しているので、当然コロナショックで大ダメージを受けました。
ここでは以下を記事にまとめています。
- コロナショックが為替相場に与えた影響
- 現在11月14日までの為替の推移
- 2020年のFX取引結果
目次
2020年 コロナショック NYダウ
2020年2月28日、新型コロナウィルスの世界的な流行による株・為替の大暴落、コロナショックが起きました。
「コロナショック時に株・為替で何が起きたか?」
ウィキペディアではこう書かれています。
- 2月12日
アメリカ合衆国の旗 アメリカのダウ平均株価が史上最高値 $29,551.42(終値)を記録[13]。- 2月28日
日本の旗 日本の日経平均株価の2月の終値は前月比-2,062.22(-8.9%)となった[14]。アメリカ合衆国の旗アメリカのダウ平均株価は週間(2/24-28)で12%以上も下落した。2008年の世界金融危機以来の大きな下落率を記録した[15]。
世界の旗 2月下旬に新型コロナウイルス感染者数が欧州で増加したので、2月初旬まであった楽観ムードが一転し、世界的な株安が進行した。
出典: 2020年の株価大暴落
NYダウが史上最高値から大暴落し、2008年の金融危機以降の下落率と記されてます。
NYダウのチャートはこうなってます。

最高値の$29,551から大暴落し、$19,000を割ってます。
ですが、財政出動やワクチン期待からNYダウは一気にV字回復し、現在11月14日、ついに終値で$29,479とほぼ最高値になりました。
S&P500は最高値を更新しています。
一方、為替はどうなったでしょう?
2020年 コロナショック 為替とFX
2020年、コロナショックが為替に与えた影響とその後の動きについて、僕がFX取引している通貨で見ていきます。
2020年、FXで以下通貨をFX取引してました。
- アメリカドル / 円(ドル円)
- オーストラリアドル / 円(豪ドル円)
- ニュージーランドドル / 円(NZドル円)
- イギリスポンド / 円(ポンド円)
- 南アフリカランド / 円(ランド円)
通貨毎にコロナショックの影響詳細を以下にまとめます。
![]() |
FXはじめての人が10万円でFX取引を始めて、高確率で勝つには? 今ドル円は行き過ぎた円高です。 ドル円を買っておけば高確率で勝てますよ。 FXの始め方はこちらを参照してください。 |
ドル円

2019年末、ドル円は112円台、2019年のほぼ最高値をつけてました。
ですが、コロナショックによって一気に112.2円から101.2円も円高、10円も大暴落しました。
ただ、そのわずか半月後、一気にV字回復し、コロナショック前の元の値の111円まで回復しました。
そこから108円にまで戻され、ずるずると円高に進み、11月初旬のアメリカ大統領選投票期間中に103.2円まで下落しました。
FX ドル円取引
2020年、ドル円は外為ジャパン で取引してました。
コロナショックの影響ですが、僕のドル円のFX取引では良い影響になりました。
2019年末、売り・買い両方で含み損のポジションを抱えていて、どうやってそれらを処理しようか悩んでました。
ですが、この大きな含み損がコロナショックによってなくなりました。
ただ、7月24日、チャートで下ひげが出ている最悪なタイミングで5万通貨も買ってしまいました。
こちらの含み損を抱えてからは外為ジャパン でのドル円取引はやめて放置しています。
その後、11月9日、アメリカ大統領選投票期間中に103.2円まで下落してます。
そのちょっと前にみんなのFXでドル円を5万通貨買いました。
理由は、今のドル円相場は2016年11月の水準、ここ4年間で最安値、買い時だったからです。
その予測が的中し、その直後の爆上げでみんなのFXのドル円取引は利益確定できました。
豪ドル円

2020年1月6日、豪ドル円は75.69円で、2019年1月のフラッシュクラッシュ後のほぼ最高値でした。
そこから少し円高が進んだ2月28日、コロナショックが起き、73円台から一時60円台にまで13円暴落しました。
底値は3月16日で、そこからは徐々に回復し、7月にはコロナショック直前まで、8月には年初来高値を超えてます。
ただ、そこからまた少し円高に進んで11月14日現在、76円台となり、2020年初めと同水準の値となっています。
FX 豪ドル円取引
2020年、豪ドル円はDMM FXで取引しています。
2020年は元金100万円から8万円の損失を引いた、92万円スタートでした。
豪ドル円の取引はコロナショックの影響をまともに受け、コロナショック直後は純資産が56万円台にまで減ってしまいました。
ただ、その後の豪ドル円取引は円安への安定した回復基調にうまく乗り、11月14日現在、純資産は108万円になっています。
コロナショック直後から倍増していて順調です。
NZドル円

2020年1月6日、NZドル円は72.75円で、2019年7月からの半年間でほぼ最高値でした。
そこから少し円高が進んだ2月28日、コロナショックが起き、73円台から一時60円台にまで13円暴落しました。
底値は3月16日で、そこからは徐々に回復し、7月にはコロナショック直前まで、8月には年初来高値を超えてます。
ただ、そこから5月に一回爆上げがあり、71円台を回復。
ただ、その後調整があり、9月にはコロナショック直前まで回復。
そこからしばらく70円前後を行ったり来たりしていたのですが、アメリカ大統領選開票中に爆上げし、11月14日現在、2020年初めの72円台まで一時回復しています。
FX NZドル円取引
2020年、NZドル円はGMOクリック証券【FXネオ】
で取引しています。
2020年は元金100万円から少しプラスの、 102万6千円スタートでした。
ですが、NZドル円の取引もコロナショックの影響をまともに受け、コロナショック直後は純資産が60万円台にまで減ってしまいました。
NZドル円の取引再開はコロナショック直前の水準まで戻した7月からです。
そこから為替相場はボックスでの安定期に入りました。
おかげで安定した取引ができ、一気に損失を減らすことができ、11月14日現在、純資産は102万円、2020年スタート時とほぼ同じ値にまで回復できました。
ポンド円

2020年1月6日、ポンド円は143.49円で、2019年の最高値とほぼ同水準の高値でした。
そこから少し円高が進んだ2月27日、142円だったのが3月中旬の最安値の124円まで、わずか半月で18円も大暴落しました。
そこからポンド円は不安定な相場で、暴落、高騰を繰り返しながら少しずつ円安に推移しています。
11月14日現在は138円台で、直近の底値は9月21日の133円です。
FX ポンド円取引
2020年、ポンド円はFXプライム byGMOで取引しています。
2020年は元金100万円から少しマイナスの、 98万円スタートでした。
2020年、不幸にもコロナショックの前日と前々日に2万通貨を買ってしまい、合計3万通貨の買いポジションでコロナショックをむかえてしまいました。
結果、3月末時点でその3万通貨のポジションが31万円以上の含み損になってしまいました。
そこからポンド円で取引しているのですが、暴落・爆上げの波にうまく乗れず、むしろ、逆流してしまってなかなか回復できずにいます。
11月9日の時点で純資産は877,000円になり、コロナショック直後に比べればマシになってはいるものの、その後の爆上げでまた逆流してしまって11月14日現在は約86万円に減ってしまってます。
ランド円

ランド円はリーマンショック後の10年間はずっと円高が続いて、2020年1月6日、ランド円は7.45円ですでにかなりの安値でした。
そこから少し円高が進んだ2月27日、コロナショックでランド円は大暴落しました。
7.411円から5.577円まで2円近く、南ランドの価値が1/4も下落するというとんでもない大暴落でした。
そこから徐々に円安に推移し、そしてアメリカ大統領選開票中に爆上げし、現在11月に6.7円台にまで回復しています。
FX ランド円取引
2020年、ランド円はSBI FXで取引しています。
2019年1月のフラッシュクラッシュと3月のライオンクラッシュの経験から、2020年初めはポジションをとらずにスタートしました。
2020年取引開始日は1月24日です。純資産は1,244,185円です。
2020年、不幸にもコロナショックの前日と前々日にランド円を大量に買ってしまい、合計50万通貨の買いポジションでコロナショックをむかえてしまいました。
結果、3月末時点でその50万通貨のポジションが73万円の含み損になってしまいました。
ランド円はすぐには回復しなかったので、そこからしばらく放置し、9月から取引を再開しました。
そこから純資産は徐々に回復し、11月14日時点で約104万円にまで戻せています。
元金に戻せましたが、年初の純資産からはまだマイナス20万円の状況です。
補足: もしFX自動売買ツールで取引してたら?
コラム的にちょっと補足をしておきます。
今回のコロナショック時、もしFX自動売買ツールで取引してたらどうなったでしょうか?
FX自動売買ツールとは、◯pips下がったら買う、売るといった条件をあらかじめ入力しておくことで、自動でFX取引するツールです。
通常ナンピンを少しずつ繰り返し、反転したところで少しずつ利益確定していく、といった手法を取ります。
なので、今回のような大暴落が起きた場合、間違いなくナンピンし過ぎて一瞬で資金がショートし、強制ロスカットされて底をついていたことでしょう。
下手したら、追証になり、膨大な借金を背負うことになるでしょう。
という警告を含めて、以下動画をアップしました。
【もみのき】頭悪い人はなぜかコレを買ってしまう…稼ぎたいなら絶対に買うな。もみのき カモられそうな人に注意喚起をする【FX自動売買ツール】
参考にしてください。