「YouTubeの動画編集を始めたい」 「ソフトはAdobe Premiere Proだけでいい?After Effectsはいらない?」 「After Effectsがあると何がいいの? |
YouTubeを始めるには動画編集ソフトが必要です。
動画編集ソフトはAdobe Premiere Proを使えば良いのですが、購入時にAdobe Premiere Proのみで良いのかAfter Effectsも入ったコンプリートプランが良いのか悩みますね。
結論を言うと、After Effectsも必要です。
Adobe Premiere ProとAfter Effectsの違い、After Effectsが必要な理由を説明します。
目次
Adobe Premiere ProとAfter Effectsの違い
Adobe Premiere ProとAfter Effectsの違いは以下YouTube動画を見ると分かりやすいです。
Premiere ProとAfter Effectsの違いとできること
⚔関連動画⚔ Premiere Proで作るオープニング映像 https://www.youtube.com/watch?v=JUNEYFFuKYw ✵アフターエフェクトの再生リスト✵ https://www.youtube.com/playlist?list=PLnhY1fO07s-3nJv9p_Cn_uCE_1vvypuB8&disable_polymer=true 全Premiere Pro講座▶︎https://www.udemy.com/syougeki-premierepro-/?couponCode=YOUTUBEVIDEO555 ༒使用音楽༒ Vexento – Digital Kiss Instagram▶︎https://www.instagram.com/actionplannet/ twitter▶︎https://twitter.com/actionplannet Facebook▶︎https://www.facebook.com/actionplanet/ ♕使用ソフト♕ Adobe After Effects CC 2018 / Adobe Premiere Pro CC2018
簡単には、Adobe Premiere Proはタイムラインに素材を乗せていくのに対し、After Effectsではその素材を作成するのに使うツールです。
例えば、YouTube動画ですと、こんな感じの凝ったオープニングアニメーション動画です。
No Title
No Description
複数の部品(複数トラック)を同時にアニメーションさせるのでAfter Effectsが必要です。
ここまで複雑でなくても、基本的にオープニングムービーはAfter Effectsで作り、それをPremiere Proに取り込むのが一般的です。
こういったアニメーションをPremiere Proでも作ることは可能かもしれないですが、After Effectsで作るのに比べて何倍も作業時間がかかります。
その他Adobe Premiere Proのチュートリアルでも紹介されているこちらの動画でもそれら違いを説明されています。
【初心者向け】After EffectsとPremiere Proの違い、使い分けについて
YouTuberとしてAfter Effectsは必要?
先ほどのような複雑なオープニングムービーは必要かを自分のYouTubeチャンネルで考えてみます。
まず、オープニングムービーを複雑にしてもチャンネル登録者数、再生回数が伸びるとは限りません。
むしろ、あまり変わらないと思います。
オープニングムービーではAfter Effectsの必要性はそれほどないですが、部分的に使いたいときがあります。
例えば、集中線等のエフェクトです。
単純なエフェクトならフリーサイトからダウンロードすればいいです。
高品質でよく使うエフェクトは有料サイトで購入するのが良いです。もしくは、クラウドソーシングで外注するのもいいでしょう。
でも、エフェクトもそこそこ料金がかかるので毎回やちょっとしたエフェクトまで外注するのはコスパが悪いです。
例えば、星がキラキラ光るエフェクトならIllustratorで星の図形を作り、それをAfter Effectsに読み込んでキラキラとアニメーションさせればいいだけなので簡単に作れます。
投稿する動画がAfter Effectsを使わない動画で、YouTuberのみで収益を十分に確保できるのであればAfter Effectsは必要ないです。
YouTuberとしては、After Effectsはなくてもいいけど、あった方が便利といったところでしょう。
YouTube動画編集者としてAfter Effectsは必要?
普通はYouTubeチャンネルの収益のみでYouTubeビジネスはかなり困難です。
そこで、YouTubeをビジネスとして考えるのであれば、動画編集者も含めるのが現実的です。
その場合、(Adobe Premiere Proだけでなく)After Effectsも必要になってきます。
ビジネス系YouTubeの動画編集
例えば、マコなり社長風のビジネス系YouTubeの動画編集を受注したとします。
ビジネス系YouTubeの動画編集では集中線などのエフェクトは基本的に必要ありません。
でも、マコなり社長の動画ではオープニング時にロゴアニメーションがあります。
これをPremiere Proで作ることもできますが、After Effectsで作った方が楽でしょう。
今回そのロゴをPremiere Proで作って納品したとします。
でも、発注者から「ちょっとここをこういう風にアニメーションを追加してくれないかな」と希望要件があったとします。
その要件を実現するのにPremiere Proでは作業が大変なのでAfter Effectsが必要になることもあります。
それが出来ないなら誰でも作れるYouTube動画編集者ですので、Adobe Premiere Proだけの低単価の仕事しか受注できなくなります。
エンタメ系YouTubeの動画編集
Hikakin、サンエン台湾等のエンタメ系YouTubeの動画編集の場合、After Effectsは必須です。
エンタメ系では派手なテロップ、レガシータイトルを使います。
さらに、笑いをとる場面ではテロップを振動させたり、揺らしたり動きのあるテキストアニメーションを頻繁に使います。
単純な動きのものであれば、配布されているモーショングラフィックステンプレート等を使えばPremiere Proでもできますが、動きをカスタマイズできません。
クライアントの要望する動きのアニメーションがテンプレートとしてあるのかも分かりません。
例えば、こんな感じのテキストアニメーションです。
【After Effects】基本のテキストアニメーション
No Description
この程度のアニメーションは動画編集で稼ぐには必須の基礎的な編集です。
ですが、After Effectsがないとできません。
なので、動画編集者としてはAfter Effectsが必要です。
動画マーケティングコンサルタントとしてAfter Effectsは必要?
YouTubeをビジネスの主軸としてやっていく場合、そもそもただのYouTuberの動画編集では厳しいです。
動画編集だけでなく、動画マーケティングも含めたコンサルタントとして活動するのが現実的です。
その場合、発注者の顧客は商品を持っていて、その商品を宣伝するための手段としてYouTubeを選択しています。
その「動画マーケティングコンサルタントとしてAfter Effectsは必要か?」ですが、その宣伝する商品によります。
分かりやすい例として、飲料品の宣伝を考えてみます。
No Title
マクドナルドさん、素敵なCMありがとうございます! ——————————————————- ◆お勉強用素材はコチラからダウンロード! https://www.dropbox.com/sh/7hbiygp7u1w9x55/AAADSWPcQ2CtdHzH_MFGK97ba?dl=0 …
こういったCMを動画編集する場合、After Effectsは必須です。
CM作りに加えて、CMをどのようにYouTube広告で発信するか?を含めてYouTube動画マーケティングです。
例えば、
- 予算は?
- 宣伝したい年齢層は?
- 宣伝に効果的なYouTube広告方法は?
- 広告の効果のアナリティクス
といったことです。
動画編集にAfter Effectsを使う・使わないは顧客によります。
自分がAfter Effectsを必ずしも使いこなす必要はないです。
ですが、After Effectsを使うとどういった効果が得られるかの知識は必要です。
動画マーケティングコンサルタントにAfter Effectsは必要です。
まとめ
副業や趣味で動画編集するぐらいならAfter Effectsは特に必要ありません。
が、YouTubeをビジネスとして使っていくのであればAfter Effectsは必要です。
特に、高単価が期待できる動画マーケティングコンサルタントにAdobe After Effectの知識は必要です。
Adobe Premiere Proを購入時、それ単体で購入する場合、通常(料金がお得な)一年単位で契約することになります。
契約期間中にAfter Effectsを使いたいと思っても次の契約更新時、1年後になってしまいます。
なので、動画編集初心者でもYouTubeをビジネスでやっていくならAdobe After Effectは必要なので、それも含まれたコンプリートプランを購入されることをおすすめします。