【しくじり任天堂】任天堂 岩田元社長の経営失敗 その尻拭いとパワハラを受けた経験から学んだこと Part1

任天堂 岩田

任天堂でパワハラを受けて人生失敗したもみのきです。

任天堂で受けたパワハラの経験を元に、「あの時こうすればよかった」といった対処法とか発信しています。

今回は以下について話します。

今回のテーマ

  • 任天堂 岩田元社長の経営失敗
  • 任天堂 岩田元社長の経営失敗と尻拭いの一部




任天堂 岩田元社長の経営失敗

私は1997年に任天堂に入社し、2015年4月に退職しました。

任天堂ではいろいろやってましたが、分かりやすいところで言うと、携帯ゲーム機、ニンテンドーDSの開発者の一人です。

任天堂 switch

元任天堂 YouTuber にスイッチ(Switch) パワハラ経験と対処法を語る

2021年8月18日

この度エンジニア職からYouTuberにスイッチ(Switch)し、以下をテーマに情報発信しています。

  • 任天堂で受けたパワハラの経験を元に、「あの時こうすればよかった」という対処法

今回は「岩田元社長の経営失敗とその失敗の尻拭い」についてお話しします。

任天堂は順風満帆の経営で、「全て岩田元社長の経営能力が優れていたから」と世間一般では思われていますが、実際は違います。

任天堂に貢献されている(実力で)優秀な社員には周知のことですが、岩田元社長はゲーム開発においては天才でしたが、経営はずさんでした。

マネージメント力はなく、任天堂の商品がどのように開発され、どのような流れで製造・販売され、それがどのように利益に結びついているのかの、任天堂全体を理解されていませんでした。

特に、ハード開発・購買・製造の業務を理解されてなかったのは大きな失敗要因でした。

一言で言えば、昔ながらの、

「コスト度外視でも、任天堂ブランドでゲーム機を大量に作って、大量に広告宣伝すれば、商品は売れて順風満帆」

そんな感じの経営でした。

事実、岩田元社長が亡くなる少し前、2014年から3期連続の営業赤字が続いていて、任天堂社内では「今のペースだと10年以内に貯金が底をつく」と言われてました。

「任天堂は膨大な資産があり、100年は安泰」と言われていたのにですよ。

さらに、その赤字の責任は、全て独断を押し切った岩田元社長の経営失敗にあったのですが、その失敗責任を社員に押し付けるといった情けない有り様でした。

特に、技術サポートの適切なフィードバックを無視して失敗し、その失敗責任をあろうことか技術サポートに丸投げするあたり、情けない社長だと思いました。

「Wii U、3DSもそこそこ販売台数はあったのに、なぜ?」

と思われるでしょう。

分かりやすく言うと、「山内元社長(創業者)のブランドで成り上がった天才ゲーム開発者」といったところでしょうか。

大塚家具の後継社長となった大塚久美子氏に似ています。

それとの大きな違いは、資本力が膨大かそうでないかといったところでしょう。

そのカラクリ・・・と言いますか、内部事情をお話ししていこうと思います。

そして、「あの時、任天堂の経営失敗の尻拭いなんかせずに、こう対処すればよかった」といった対処法ですが、休職しかありません。

今なら分かるのですが、任天堂の技術サポートにおいては、上司やその上に適切にフィードバックしても無駄です。

逆に、「上司に意見言うとは生意気」と低評価を受け、確実に健康を害します。

それについてはまた別記事でまとめようと思います。

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    任天堂の経営失敗の尻拭いの一部

    岩田元社長は、自身の失敗責任を社員に押し付けました。

    以下は、私が直接関係する「任天堂の経営失敗の尻拭い」の一部です。

    以下は、お茶汲み社員以下の給料で朝から夜中まで働かされた私が対応した成果です。

    ニンテンドーDSi DSでは動いてDSiでは動かない不具合多発

    【もみのき】※DSiの失敗※ DSi専用ゲームって一体何だったの?3DS出るまで待てば良かったんじゃないの?【切り抜き/論破】

    ニンテンドー3DSが発売される前、DSiという携帯ゲーム機がありました。

    当時ニンテンドーDS(Lite)が売れまくっていて、3DSも開発が始まっていたので、費用対効果を考慮すればDSiは必要なかったのですが発売してしまいました。

    動画で話しているように、DSiはDSに機能追加したゲーム機。3DSまでの繋ぎのハードでした。

    なので、本来ならOSはDSと同じものを使い、機能追加した部分のみOSを追加すれば良かったのですが、OSの内部を作り変えてしまってました。

    結果、「DS対応ソフトがDSでは動作するが、DSiでは動かない」といった症状が多発しました。

    そのDSiの失敗尻拭いを、何の責任もない私一人に全て押し付けられました

    「DSiでDS対応ソフトを動作させてたら、数時間に一回止まる」

    といった、調査を私一人に押し付けられ、技術サポートさせられてました。

    朝一から深夜までひたすら対応させられました。

    ニンテンドーDSiの失敗を尻拭いし、任天堂の信頼性低下を救ったのは、私です。

    ニンテンドー3DS 3D液晶と立体視の導入で大赤字

    【もみのき】任天堂元社長 ニンテンドー3DSの失敗の責任を社員に押し付け。福利厚生削減、ボーナス減給!3D液晶(立体視)の導入で技術サポートは酷い目に・・・

    ニンテンドー3DSでは3D液晶と立体視機能が搭載されました。

    ご存知のように、「誰も必要としなかった」機能です。

    発売当初は2万5千円という高価格で販売しましたが、消費者はその価格についていけずにすぐに1万円値下げせざるを得なくなりました。

    結果、3DSは売れば売るほど大赤字になり、営業利益を食い潰し、最終的に3期連続の赤字決算という結果を招く要因になりました。

    それは3D液晶でなく通常の2D液晶だったら起きなかったことです。

    「立体視は必要ないって誰も気づかなかったの?誰も指摘しなかったの?」

    いいえ、違います。

    社外技術サポートメンバーは開発時から指摘してました。

    それについては上記動画を見てください。

    で、その失敗責任を岩田元社長がとったのか?

    いいえ。

    3DS失敗で出た損失を社員の福利厚生やボーナスを削ることで補填しました。

    さらに、立体視機能を導入したことで発生した様々な技術的問題と業務負担を、開発時にあれほど適切に指摘した社外技術サポートに押し付けました。

    特に、本来サウンドと入出力の処理専用だったCPUにグラフィックス処理までさせたことにより、「3DSでゲームを動作させてたら、数時間に一回止まる、サウンドにノイズが乗る」といった症状が多発しました。

    その調査・技術サポートを、開発時に適切に指摘していた、何の責任もない私一人に全て押し付けられました

    朝一から深夜までひたすら対応させられました。

    ニンテンドー3DSの失敗を尻拭いし、任天堂の信頼性低下を救ったのは、私です。

    Wii U ゲームパッドと2画面の導入で収益悪化

    【もみのき】任天堂元社長 Wii U 2画面の失敗の責任を社員に押し付け。福利厚生削減、ボーナス減給!ゲームパッド2画面の導入で技術サポートは酷い目に・・・

    Wii Uでは、ゲームリモコンからゲームパッドに変わりました。

    巨大なコントローラーに液晶画面が搭載されたリモコンです。

    動画でお話ししているように、「とりあえず、コントローラーに液晶画面をつけてみた」というもので、面白いアイデアがあったわけではないです。

    また、液晶をつけることで生じる問題を何も考えずにです。

    結果、

    • 大幅な収益悪化
    • ゲームパッドに映像データを送信する等による処理負荷増加

    等の問題が起きました。

    特に、処理負荷増加によって、本来Wii Uが持つスペックを最大限に活かしきれず、処理負荷によって生じる様々なトラブルが発生しました。

    その技術的トラブルの業務負担もまた、開発時に問題を適切に指摘していた社外技術サポートに押し付けられました

    Wii Uの失敗を尻拭いし、任天堂の信頼性低下を救ったのは、社外技術サポートメンバーです。

    Wii U 持ち運びできない。販売数低下で収益悪化

    【もみのき】※Wii Uの失敗※ ゲームパッドを持ち運べないってどういうこと?SwitchじゃなくてWii Uで出来たんじゃないの?【切り抜き/論破】

    Wii Uのゲームパッドはそれ単体では遊べませんでした。持ち運びできない物でした。

    「2画面を活かしたゲームのアイデアはなくて、持ち運べない。だったら、ゲームパッドに液晶いらなくない?誰も指摘しなかったの?」

    いいえ、違います。

    社外技術サポートメンバーは開発時から指摘してました。

    SwitchのアイデアはWii Uの失敗から学んだことではなく、Wii Uを開発していた時点で、少なくとも我々社外技術サポートメンバーは適切に指摘してました

    それを岩田元社長が無視してWii Uを販売した結果、予想通りに失敗した、ということです。

    で、Wii Uの失敗で出た損失を社員の福利厚生やボーナスを削ることで補填しました。

    Wii Uの2画面導入によるコストアップや販売数低下による収益悪化の責任ですが、主に購買管理部に負担を押し付けました。

    Wii U、3DSの営業利益圧迫により、早急に購買管理システムの導入が必要になりました。

    その購買管理システムは、優秀な購買管理部員3名で、たった三年で開発されました。

    要件定義から設計、開発、デバッグ等全てを内製で開発し、フルスクラッチでたった3名で開発しました。

    そのプロジェクトリーダーが私です。

    Wii U、3DSの失敗による営業利益圧迫を尻拭いし、収益回復に導いた立役者は、(お茶汲み社員以下の給料で働かされた)私と購買管理部員です。